2012年12月15日土曜日

UndoT

この記事はScalaz Advent Calendarの15日目の記事です。

scalazのcoreのjarに含まれ、独自のパッケージが存在しながらも、全く話題に上がらないundoについて書きます。

scalaz.undo以下にはUndoTとHistoryの2つのデータ型があります。

UndoはHistoryを状態とするStateモナドで、Historyはundo, redoの為のListと、currentのデータを持ちます。

例を作ってみます。

この時、Historyはこのように変遷しています。

History("initialize", Nil, Nil) // eval("initialize")
History("hello", List("initialize"), Nil) // hput("hello")
History("world", List("hello", "initialize"), Nil) // hput("world")
History("hello", List("initialize"), List("world")) // undo
History("world", List("hello", "initialize"), Nil) // redo


これを使っているユーザーがどれだけいるのか気になるところです。

これだけでは物足りないと思ったので、MonadStateについて書こうと思いましたが、UndoTのMonadStateのインスタンスの定義がおかしい気がする。

なので今日はpull requestを投げて終わります。

0 件のコメント:

コメントを投稿