Traverse
今日はなんだか複雑な型クラスTraverse。
Functorを継承しています。
traverseという関数をもちます。
たぶんこれを見ても内部でどういったことをしているかわからないと思います。
sequence
Haskellのsequence関数を知っていますか?
Haskellのコードを見てもわからないのでScalaで書き直してみます。
というかこれMonadである必要はなくね!?
と気付いた方、さすがです。
Applicativeで十分なので書き直してみます。
実はこのsequence関数はScalazでも定義されています。
これはより汎用的なものでListのみではなく、Traverseのインスタンスを持つものならば利用可能です。
そしてこの関数は、traverse関数に恒等関数を渡すことで実装できます。
これらのことからtraverseはコンテナT[A]の要素Aを関数A => F[B]に適用してT[F[B]]になったものを畳み込み関数とApplicativeのapplyメソッドでF[T[B]]に変換する関数ということが・・・・・わかりにくいですよね、説明力なくてすみません・・・・・
実際には、畳み込み関数が使われているかどうかはTraverseのインスタンスの実装によって変わってきます。
Traverseの本質などは偉い人に聞いてもらうとして、ここではTraverseを使った関数を紹介します。
foldMapDefault
foldMapのTraverse実装。
collapse
sumのTraverse実装。
zipWithA
2つの値をコンテナにまとめてsequence。
今回も説明がわかりにくくてごめんなさい。
ここで出てきたfoldr, foldMap, sumは近々書くので今日のところはこれでひとまずおわりです。
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